Sunday, September 17, 2006

死の危険性について

重たいサブジェクトですが、IT技術者の健康ネタとして、非常に重要だと思っていますので、記述させて下さい。

前回のエントリ「頭痛に注意」 の中で少し言及しましたが、私が勤勉なIT技術者に対して危惧している、絶対避けなければならない点は、以下の2つです。
  1. 致死の可能性がある病気になる

  2. うつ病などによる自殺

どちらもとても大げさな話に見えるため、一見すると非現実的にも思えますが、私にはそれほど遠い話とは思えません。特にこれらは、後から反省しても遅いので必ず事前に可能性を考慮しておく必要があると思います。

致死の可能性がある病気というと、脳出血などが代表的です。私自身がその実例なので、十分にこういうことは有り得ると思っています。(当時持病なしのわりと健康な20代でした)

後者の可能性について、私自身は業界における身近な例を知りませんが、2次の隔たりとして、自分の家族の親友(研修医)が、多忙極まりない状態のときに、医師ならではの手法で自らの人生に終止符を打ったという話を知っています。


当然ながら、この2ケースは、存在を把握するだけでなく、避ける必要があります。病気のケースは、様々なケースがあり、全ての対策を網羅出来ませんが、私のケースを失敗事例の1つとして次回にでも考察したいと思います。

また技術者本人だけでなく、上司も、カウンターパートもこの2点の存在を十分に把握しておく必要があると思います。もちろん、健康への配慮が優先されない様々な理由はあるかと思いますが、仮に上記のような事態が発生して責任を取ることはさらに厳しいと思います。(概ね想定外であり、そのような覚悟が出来ていないのが普通でないでしょうか。)

私が集中治療室に入っていたときは、私の上司、およびその上の上司は、相当な覚悟をしたそうです。入院したときは正直もうダメかなとも思ったのですが、そういう話を後から聞くと、生き残ってよかったな・・・と患者としては思いました。
世の中の上司の方々は是非考えてみて下さい。そして、自らに危機を感じた技術者の方がいたら、必要に応じて当記事は、上司の方にリンクを送付して下さって結構です。

参考:
過労死 - Wikipedia

Friday, September 08, 2006

頭痛に注意

以下のような記事が注目を集めているようです。

頭痛は絶対に我慢しないで!

私はくも膜下出血の経験者で、上記記事の4つのカテゴリの中では1つ目になります。
自分の場合は、発病のしかたが、いわゆる「金属バットで殴られた」ように動脈瘤が破裂したのではなく、血管の壁がボロボロ剥がれ、徐々に穴が開き、じわじわと出血した(痛みもやや慢性的にじわじわと)のですが、ともあれ頭痛に危険があることもあるということは間違いないです。上記記事では致死率8割となってますが、これは文献によっても異なるようで、5割と書いてあるところもありました。


以前のエントリで「死ぬ可能性がある」
IT技術者の健康徒然: 私が病気で学んだこと
と書いたのは、こうしたことを意味しております。

もちろん、これだけの情報では何の役にも立たないと思いますので、経験者の視点から「何故私が発病してしまったか」、また、発病したときはどのような症状で、どう行動したか、どう行動すべきだったか、など、おいおい書いていこうと思います。

Saturday, September 02, 2006

健康関連の情報を入手する

IT技術者の方々も、自身の健康は気になるトピックだと思います。例えばはてなブックマークでは、IT技術者の健康に関連する記事もよくブックマークされています。

例えば最近だとこんなトピックも、複数人からブックマークされています。
「ITエンジニア不健康伝説」は本当か - @IT自分戦略研究所

ところで、はてなブックマークのようなソーシャルブックマークには通常「タギング」という機能があります。上記のように健康に関連する記事は、「健康」というタグをブックマークする各ユーザーがつけます。

こうした1つ1つの行動が積み重なると、次のように、はてなブックマークにブックマークされた健康関連の記事の注目エントリを一気に確認することが出来ます。

はてなブックマーク - タグ 健康

さらには、上記の健康一覧は、RSSフィードを提供してくれています。
ということで、私もこれから、健康関連を注目していくにあたり、このフィードをRSSリーダーに登録することにしました。